2018.07.05

「恥かしい」という気持ちこそ、あなたが愛されている証拠です

僕たちはついつい完璧であることを求めがちです。


美人じゃない、お金持ちじゃない、愛されていない、仕事ができない、スタイルが悪い、、、などなど人生の色々な場面で「完璧じゃない自分」を恥ずかしく思い、自分を責めています。


アメリカの社会学者ブレネー・ブラウンさんは、10年以上に渡りこの「完璧じゃない自分を恥ずかしく思う気持ち」についてその正体を突き止めようと何千ものインタビューを研究しました。


その結果、「自分を価値のある人間だ、愛されている人間だ」と思っている人は、「自分が完璧ではないことが『必要なことだ』」と認識しているということだったそうです。


おかしいですよね?みんな「自分は価値のある人間だ」「幸せになりたい」と思っているからこそ完璧じゃない自分に嫌気がさすのに、実際にそう思っている人は「完璧じゃない自分がいるからこそ自分を愛せている」と思っているのです。


これはいったいどういうことなのでしょうか?

「完璧」じゃないからこそ自分の存在価値を感じられた体験

僕は26歳の時に、自分のビジネスを拡大させようと大阪へ単身乗り込んだことがあります。


最初は「絶対成功させていやる!」と意気込んでいましたし、それなりに自信もあるつもりでした。

しかし、結果は大失敗。9ヶ月後には大阪を撤退し、泣く泣く東京の実家に戻り、その時に負った借金を返す(といっても大した金額ではありませんが)生活が始まりました。


当時の僕は自分に「なんの価値もない人間だ」というラベリングをしていました。ビジネスの才能がない、努力する才能もやり抜く才能ものない、自分は自分で人生を切り開けない人間なんだと思っていました。


しかし、そんな時に「そんなことはない」と言ってくれた人たちがいました。自信もお金も失ってゼロどころかマイナスになってしまった自分を受け入れてくれた人がいました


この時です。僕が明確に「完璧じゃない自分に許可が出せた」のは。


完璧じゃない自分だったからこそ、人の暖かさに触れることができ、応援してくれる人の尊さに気づき、自分は愛されているんだという実感を得ることができたのです。

傷つかないように生きることを手放そう

恋愛をしていると心が傷つくこといっぱいありますよね。


そんな時に「自分はダメな人間なのかな」とか「どうしてこうもいつもうまくいかないんだろう」とか、そういうことを思わなくていいんです


あなたを大切に思っている人たちは、あなたが完璧だから付き合ってる訳ではありません。


むしろあなたが完璧じゃない悩み、苦しむ人間だと知っているから付き合っているんです。だからあなたは不完全である必要があるんです。


そして不完全な自分をさらけ出せたときに、人は自分以外の人たちとの関係を強く感じることができるのです。

自分をさらけ出す、ということはどういうことか?

あなたが自分の弱さを打ち明けられる人というのは、その重みを受け止められる人であり、つまりそれだけあなたとの関係が深い人だということ


自分に価値や幸福感を感じている人たちは、自分自身にそれを感じているのではなく、周りの人たちとの関係性に対してそれを感じているんですね。


その関係性を証明するものが、自分の弱さをさらけ出せる、ということなんです。


ちなみに、「こんな弱い自分を打ち明けているんだからあなたは私を信用してくれるわよね?」という思惑があるものは「さらけ出す」行為ではなく、「試している」行為なのでお間違えないように。

恥ずかしいという気持ちこそ、あなたが愛される証拠

あなたの心の中には「許せない自分」がいますか?それを恥ずかしいと感じていますか?


ぜひ、その「恥ずかしい」と思う気持ちを大事にしてください。それがあなたと他の人の絆を強く結んでいるんです。


「そんな不完全なあなただからこそ」あなたと関係性を築きたいと思っている人がいるんです。


その関係性に気づいた時に初めてあなたは「幸せだな」って感じるはずです。


それが愛されるということです。(川口美樹/ライター)

(ハウコレ編集部)

関連キーワード

関連記事