2018.07.03

幸せの条件の一つ。自己肯定感ってのは、成功からではなく失敗から作られていくんです

自己肯定感。

恋愛コラムなんかを読んでいるとよく耳にする言葉ですよね。
実際に僕もよく取り上げます。

なんだかんだいって、結局は自己肯定感が高い人の方がいい人生を送れます。
これは間違いありません

ただ、じゃあ自己肯定感ってどうやって高めるの?ということを考えたときに、多くの人が「自分に自信を持たなきゃいけない」と勘違いしているのではないかと思うのです。

自己肯定感に対する3つの勘違い


1.自分磨きしないと自己肯定感を持てない?
「努力してキレイになって、仕事ができるようになって、周りからモテるようになれば自信が持てる!」

そう思って頑張って自分磨きをしている人がいます。
しかしその多くは途中で挫折しています。なぜなら自分に自信がないからです。キレイになった!と思えないし、仕事ができるようになった!と思えない。

そうして結局、「自分に自信を持つことなんてできないよ」と思い、またそれが自信を失う要因となって、負のループに落ち込んでいきます。

2.自分に成功体験がないと自己肯定感を持てない?
また、過去にスポーツや学業で何かしらの成功体験を積んでいれば、それが自信となって自己肯定感が養われると思っている人も多いですよね。

僕は割と自己肯定感が高い方だと思っているのですが、それがなぜかと考えたときに「私立受験合格したこと」、「中高サッカー部6年間引退までやり続けたこと」などが関係しているのだろうなと思っていました。

しかし、よくよくいろんな人の事例を見るうちにそういった「実績」はあまり関係ないのだなと思うようになったのです。

3.親の愛情がないと自己肯定感を持てない?
これは半分本当で、半分嘘だとも言えます。

親が無条件の愛情で接してくれた子どもの自己肯定感は高い傾向にあるは間違いありません。

しかし、それは一要素であり、親の愛情がない=自己肯定感を高めるのは無理、ではありません

僕は当事者ではないので偉そうなことは言えませんが、毒親と言われる親の元で育った人でも、その後の人生で自己肯定感を高められた人はたくさんいます。

自己肯定感は「自分への許し」から生まれてくる



では、自己肯定感はどこからやってくるのか?それは「自分への許し」です。

僕は26歳のときに、事業を失敗した結果借金を作って、家族にも恩師にも迷惑をかけまくって、一度自分の自信が粉々に砕け散ったことがありますが、今ではそんな自分も自分だと許すことができています

その時に鍵になったのが、「あなたは大丈夫だから」と言ってくれた人たちの存在です。

その人たちのおかげで「クソみたいな大失敗をしてしまったけど、前を向いて生きていいんだな」って思えたんです。

そして、これこそが自己肯定感の本当の正体だったんです。

自己肯定感が醸成されるまでのプロセス

そうやって自分を許しあげられるようになると、だんだん「私は私でいいんだなぁ」と思えるようになります。

自己を「肯定」できるようになっていくから、自己「肯定」感が養われていくのです。

決して、「うおおおお!達成!成功!万歳!私最高!」という気持ちから自己肯定感が出てくるわけではないんです。

むしろ「どう考えても私の人生は最高だとは言い難い。でも、それでも私は生きていくんだ」という気持ちから出てくるものなんです。

その結果、なんとなく「わたしなかなか味のある人生を送ってんじゃないの?」という見方ができるようになって、ちょっとずつ自分に自信が出てくるんです。

自己肯定感ってのは、成功からではなく失敗から作られていくんです



「自己肯定感をもつために自分に自信を持とう!」とするのは誤ったプロセスです

自信は自己を肯定できた時に初めて出てくるものです。

そして自分を本当の意味で肯定できるようになるためには、ある種「クソみたいな自分」を許せるようになる必要があります

そのためには失敗が必要なんです。
大事なことなのでもう一回いいます。
失敗は必要なものなんです

何の変哲も無く特に苦労もしていない人生を送っている人には、本当の自己肯定感は手に入れられません。

今あなたの頭の中に浮かんでいる「その失敗」は、あなたがあなたを認めてあげられるようになるために、なくてはならないものだったんです

無理に自信を持とうとする必要はありません。

まずは自分を大事にしてあげること。自分を許してあげること。許してくれる人に出会い、その人のそばにいることです。

その結果、自信は後から勝手についてくるのです。(川口美樹/ライター)

(ハウコレ編集部)
兼島彩香/モデル)
お多福/カメラマン)
上杉光美/ヘアメイク)
辻野祐馬/ディレクション)
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