2018.05.18

喧嘩になるとすぐ「別れてしまう」そこの彼氏彼女さんへ。

カップルの仲直りの仕方には、大きく2種類あります。
ひとつは、喧嘩の際に一度「別れる」状態になって、仲直りと同時に「復縁」をしているパターン。
もうひとつは、喧嘩をしてから仲直りの間で、「別れる」ことはしないパターン。
どちらも、喧嘩の間は他人以上にバチバチで、仲直りの後は喧嘩の前よりラブラブになっている点では同じなんですが、ただ、この2つの間には目には見えないものすごく大きな違いがあると思うんです。

■「クレヒス」って知ってる?

私は無駄にクレジットカードのことに詳しいんですけど、クレジットカードって、持ってる人みんなにクレジットヒストリー(いわゆる「クレヒス」)っていうのがあって、それはクレカ会社間で共有されていて、その記録をもとに、限度額が設定されたり、新しいカードを作ろうしたときに審査に通るかどうかが決まったりするんですよね。
そしてこのクレヒスには、一度でも延滞情報がついてしまうと、それが数年間は消えない傷になる。これがあると、更新のタイミングで限度額が減ったり、新しいカードが作れなくなるんです(いわゆるブラックリストというのは、それがさらに、さらに深刻になったものです)。

なので、例えば毎月うん十万円もカードを切ってるけど、たまに支払いが滞っちゃったりしてるって人よりも、毎月1000円くらいしか使わないけど、必ず期限までに支払ってる人の方がクレヒスがはるかに良くて、更新のときに「ゴールドカードにしませんか?」みたいに招待が来たりするんですよ。

要は、「継続は信用」というのが根本にあるわけですね。
さて、クレカのお話はこの辺にしておいて、さっそく本題に行きましょう。

■「別れなかった」という最強のクレヒス

付き合ってしばらく経つと、たいていこんなことをみんな考えるものです。
「私たちってずっとこのまま付き合い続けていくのかな?」
こんなふうに、「好き」という気持ちとはまた別の問題として、ふたりの将来について現実的な想像を巡らせるときってありますよね。
そして、この想像をしてみたことがある人なら共感してくれると思うのですが、そこで「ずっと付き合っていくんだろうなきっと」と確信にも似た気持ちを与えてくれるのは、「恋人に対する気持ちの大きさ」、ではないんですよね、残念ながら。彼のことが死ぬほど好きでも、頻繁にケンカして、頻繁に別れていたりする関係性でいると、「大好きだけど、いつかお別れするんだろうなー」なんてとても悲しい気持ちに沈んでしまったことがあるんじゃないでしょうか。
そうじゃなくて、もっとドライでシンプルに、「今まで一度も別れたことがない」とい揺るぎない事実そのものが一番の絆だったりするんです。
「今まで一度も別れてない」という当たり前過ぎるけど、でも疑いようのない大きな事実があると、人はものすごく自然に「このままずっと一緒にいるんだろうな」と考えるものなんです。

そして、結局これって、さっきのクレヒスの話と同じことだと思うんです。
「今まで一度も延滞(失敗)していない。だから今後も大丈夫だろう」と思って、クレジットカード会社はその人を高く信用してくれます。

同じように、「今まで一度も別れなかった。だから今後も付き合い続けるだろう」と思って、恋人のことを、というよりふたりの関係を高く信用するものです。

未来はたしかに予想しきれません。

だけど、予想できないからこそ、過去に基づいて未来を見ようとする。これが信用というものですし、それはクレジットカードでも、恋愛でも、同じはずです。

となると、私たちが行き着く結論はひとつなはずです。
「喧嘩をしても、『別れる』だけは言わないように、踏ん張ろうよ」ということです。
喧嘩になると、売り言葉に買い言葉で、その気がないのにただ「別れる」風な感じになってるだけで、本当はふたりともが「あとでどうせ復縁するだろな」って思って確信犯的にそうやってるだけなのもわかります。今まできちんと、毎回必ず「復縁」に至ってきたから、「別れた」って言っても、それはいわゆる「絡み」みたいなものだっていうのもわかってます。

だったらなおさら、その場のノリで、その場の感情で、本気でもないのに「別れる」なんていうのはやめませんか?
いくら本気でなくても、「別れた」という事実そのものが、未来の信用を削り取ってしまうかもしれないんです。

踏ん張って、我慢して、「今まで別れたことがない」という揺るぎない最強の「クレヒス」を、彼と一緒に築いていきましょうよ。(遣水あかり/ライター)

(ハウコレ編集部)

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