2018.03.23

ネガティブな二択って恋愛につきものだよね

ちょっとネガティブな話に聞こえるかもしれませんが、恋愛って「ネガティブな二択」を避けて通れないところがあります。
たとえば片思いの彼が、あなたが送ったLINEを既読無視した場合、その彼に返信を要求するLINEを送ろうか(でも送る勇気がないな)、返信が来るまで待とうか(でも待つのもしんどいな)、という悩み方。

彼に返信を要求するLINEを送ろうと決意するには、勇気を出さないと無理だし、勇気を出すのはちょっと苦痛だし。さりとて、いつ来るのか来ないかよくわからない返信を待つのも苦痛といえば苦痛だし。

どっちの苦痛をとる?みたいな「ネガティブな二択」を迫られる場面って、いわば「片思いあるある」とか「恋愛あるある」ですよね。

■「答えが出る」というのが、恋愛においてすごく大切

おそらく、この二択に答えを出せるのは、勇気だけです。勇気を出して「なぜ既読無視するの?」とLINEを送るとか、返信を待つなら待つで、100%彼のことを忘れて気持ちを切り替えて前向きに待つとか(勇気ある待機!みたいなことです)、もう、勇気に頑張ってもらうしかない。

勇気を出せば答えが出ます。思い通りの答えじゃないかもしれないけど、答えが出ます。答えが出たら、ふつう、人は安心するでしょ?
この「答えが出る」というのが、恋愛においてすごく大切。なぜなら答えが出ないと、次に進めないから。答えがわかれば、前に進めるから。


これはよく営業職の人から聞くことですが、売れる営業マンは、「保留」が少ないそうです。保留というのは、「なんとなく、買ってくれる見込みがありそうなお客さん」のこと。つまり、買ってくれる人なのか、買ってくれない人なのか、白黒ハッキリさせるのだそうです。

反対に、売れない営業マンは、見込み客を10人も20人も抱えているそうです。で、上司がある日、見るに見かねて「YES・NOハッキリさせてきなさい。NOでも全然かまわないから」と言うと、ほぼ全員、見込み客ではなかった(誰も商品を買ってくれなかった)とか。
営業でもっとも大変なのは、この白黒ハッキリさせる瞬間だけであり、それ以外は、たとえば時間の使い方は内勤の人よりわりと自由だし、外に出てお客さんと世間話をするのも楽しいし……という感じで、YES/NOハッキリさせることが苦痛じゃない人は、「営業、楽しい」と言います。

■かっこいいあなたのことを、誰かがきっと見ているから

白黒ハッキリさせることって、おそらく誰にとっても心が痛むことです。NOと言われるのが怖いから。
でも、いつまでも見込み客っぽいお客さんを抱えていても、次に進めない、つまり新しい仕事に取りかかれないから、YES/NOハッキリさせなさいと上司が言う。
これって仕事のマナーというよりも、人が気持ちよく生きていくうえでのマナーみたいなものです。自分のことを自分で大切にするって、たとえばこういうことです。


恋愛もまったく同じで、たとえば既読無視した彼の本心を知りたいと思って、でも勇気がないから、なんのアクションも起こせないところで立ち止まっていても、心が苦しい時間が延びるだけのみならず、次のステージに進めないことになりますよね。
どんな答えであっても、答えがあったほうが次へのルートも選択肢も明確になるし、それこそが、自分で自分のことを大切に扱うということ。いつまでも答えがわからないところに立ち止まっているというのは、自分で自分のことをより苦しいほうに置く、ということだから。

恋愛においてネガティブな二択にぶつかったら、勇気を出してYES/NOをハッキリさせること。
思い通りの答えが出なくても、きっと未来は明るいです。勇気を出して行動したかっこいいあなたのことを、きっと誰かが見ているから。(ひとみしょう/文筆家)

【今夜はちょっと、恋の話をしよう】
(ハウコレ編集部)

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