2018.03.17

一番不安なときこそ、あえて彼を信じて「何もしない」という選択

恋人を信頼するというのは簡単なことじゃありません。
自分は相手のことが好きで、相手も自分のことが好き。
だけどそれだけじゃいけない。
”信頼”が必要です。

「他の子とあやしい関係になっちゃわないかな」と思うとき、これはまさしく”信頼”とは逆の”不信”(ひょっとしたらここまではいかないかもしれませんが、少なくとも”不安”ではあるでしょう)な状態。

理想とは真逆の場所にいるように思えてしまうこの瞬間を、一気に”信頼”に引き寄せるのは、ほんのちょっとの勇気なのかもしれません。

■「何もしない」勇気

彼の裏切りを疑ってしまう瞬間はたくさんあるかもしれません。
「今日飲み会だけど、サークルの子といい感じになっちゃったらどうしよう」「元カノから連絡来てたけど、今どういう関係なの?」
こういうとき、「絶対に終電までには帰ること。あと、LINEしたら必ずすぐに返事すること」とか「元カノとはもう別れたなら、連絡なんてしないでよ」というようなアクションをとるのは、まさに不安の現れですよね。
そして、こういった言いつけが功を奏して無事に何もなかったとしましょう。
で、どうでしょう。
不安はもうなくなりましたか?
残念ながら、なくなっていませんよね。
だってそれは、あなたが彼にさせたことで、彼はその言いつけを守っただけだから。
あなたは何も彼を信じていませんし、彼もあなたに信頼してもらうために何もしていない(何もさせてもらえていない)からです。
だからまた彼が飲み会にいくと言い出せばあなたはまた同じように不安になるし、元カノじゃなくても、知らない女の子からLINEが来れば、あなたはまた同じように不安になるのです。

❇︎❇︎

じゃあ逆に、さっきみたいに不安になったとき、あなたが不安を頑張って我慢して、あえて「何もしない」という行動を選んだとしたらどうでしょう。
結果的に、何もなかった。よかったですよね。
それだけじゃありません。
彼は確実に、あなたの信頼を(少しだけだけど)獲得します。
「飲み会に行かせても、大丈夫な人なんだ」「元カノから連絡きても大丈夫な人なんだ」と思えることで、あなたが彼を信頼できるシチュエーションが少しずつ増えていきます。

このことで、あなたは(信頼することができる)彼のことがもっと好きになっていくはずですし、また、彼もあなたから信頼されていることが嬉しくて、これからもずっとそういう「信頼される自分」であろうと思えるはずです。そして、あなたが彼を信頼できるようになるだけじゃなく、彼もまた、自分を信頼してくれたあなたのことを信頼できるようになるはずです。

これは、あなたが勇気を出して「何もしない」という行動を選んだからこそできたことで、もしもいつものように、芽生えた不安を”言いつけ”によって押しつぶすだけというその場限りの対策をとっていたら、実現できなかったものだと思います。

■信頼は、いつのまにか出来上がるものじゃないよ

こちらが相手を信じようとしなければ、いつまでもそこに信頼は生まれません。
自分は相手のことが好きで、相手も自分のことが好き。それはわかっているけれど、両想いというステータスは、それ以上に「お互いがお互いのことを裏切りはしない」ということについては、なんにも保証はしてくれないからです。
付き合っていたらなんとなく、いつのまにか信頼できるようになった。そんなふうに信頼し合っているカップルを見ると、ついついそんなことがありえるんだって思えるかもしれません。

「だから私も、初めから信用できる人と付き合おう」って。
でも、残念ながら、あなたにとって魅力的であればあるほど、あなたがその人と付き合ったときに感じる不安は大きいはず。だって、好きだから不安になるんですもん。「私から見て、こんなにかっこいいんだもん。きっと他の子もそう思うはず」と感じるから不安になるんであって、「この人はくそブサイクだから誰にも言い寄られないだろうな」なんて人をそもそも好きになることはできないんです。

ですから、そんな理想のカップルも、初めからそうだったわけじゃないはずです。
不安なときもあったけど、そんなときにも、「これくらいで信頼を裏切るような相手なら、一緒にはいられないもんね」と考えて、勇気を出して何もしなかった。

その積み重ねが、今に繋がっているはずです。

不安に感じたときは、相手との信頼を深められるチャンスだと思って、あえて、何もしないという勇気を出してみてはどうでしょうか。(遣水あかり/ライター)

(ハウコレ編集部)
(後藤真由子/モデル)
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(gaku/カメラマン)

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