2018.01.04

―あのコの恋愛事情― #自己完結しがち女子はモテない 編

ネイルサロンは不思議な空間。
手を握り合っているからなのか、リラックスした密室空間がそうさせるのか、秘密の内緒話しを打ち明けて下さる方がとても多い場所でもあります。
そんなネイルサロンで繰り広げられるみんなのリアルな恋のお話をお送り致します。

※許可を頂いたものだけ掲載しています。

※個人を特定できる情報が含まれないよう職業等にフィクションも織り交ぜています。ご了承ください。

◇迷宮入りでからまる

「やばいーからまってきたー」
友人ヒロ(仮名)がジェルネイルを塗りながら眉間にシワを寄せている。
「だーかーらー考えすぎだってば!」マスクの向こうで友人だからこその大きめの声で答えた。

恋愛初級から中級程度になると、どうして自己完結しがちになるんだろう?
「最近会えない」→気持ちが冷めたに違いない。
「なんか、電話を切りたそうだった」→他の女の子といるのかも。
「Lineが既読スルー」→うざいのかな?
「来週会えない」→彼は会えなくても寂しくないんだ→私のことあまり好きじゃないのかも。

女子ってめんどくさい生き物である。

◇自己完結はお母さん女になりがち

一度そんな風に、考えて迷宮入りして勝手に答えを出すようになると、女子は勝手に気を使い始める。「忙しい?身体気を付けてね」「気にしないでね」なんてお母さんのように優しく気を使った連絡をしてみたり、
「会いたいと思われる女になろう」「返事が来るLineの送り方」そんな本まで読んでしまう始末だ。

いやいや、彼は何にも言ってないですよね?
勝手に考えて、勝手に彼の気持ちを想像して、勝手に結論を出しているだけで。
でも、やりがちなんだな、私たち「女性」という生き物って。
「気が利く」と言えばそれまでなんだけれど、男性は「気を使っているのが透けて見えると気まずい」人も多いわけで、お母さん女になったら最後、わがまま放題の彼氏が出来上がってしまうこともあったりして。

「最近会えないけど仕事忙しいの?なんかあった?」
「忙しいときに電話しちゃった?かけ直すね、話したいから。何時なら平気?」
「Lineの既読スルーちょっと寂しかった」

たった一言想いを伝えあえたら、変な妄想をしなくてもいいはずなのに、どうして変な気を使ってしまう生き物なんでしょうね。女性って。

◇おわりに

ヒロも同じ状態で、彼に言いたいことも言わずにモヤモヤしていた一人。
「だって、元カレも連絡が減ってさー!結局、浮気してたじゃん!」

それは、元カレの場合であって、今の彼も同じ行動パターンとは限らないじゃないの。しかも、もし同じ行動パターンで浮気しているとしたら、さっさと別れる方がいいじゃないの。

「確かに。そりゃそうね」
ふと、真顔のヒロになる。

過去の経験って人を縛るよね。「今回もそうかも…」なんて不安が、頭の中も胸の中もいっぱいに占めちゃったりして。

恋愛っていつも、幸せなゴールを目指してスタートするけれど、幸せなゴールにたどり着ける相手というのは「たった一人」しかいないわけで。残念ながら、その一人に出会うまでは何度か悲しい想いを繰り返さなきゃいけないわけで。

でも、その一人になるべく早く出会うためにも、妄想と自己完結で物語をつくるのではなく、きちんと「現実」の中でストーリーを進めていかないといけないのが恋愛でもあるのです。

元カレストーリーに今カレも当てはめて勝手に妄想して悲しんでたって先に進めないし、そんな女子モテないよ。
ヒロには「大人同士なんだからちゃんと話ししなよ」なんて言って背中を押したある日の午後でした。(川上あいこ/ライター)

【あの子のレンアイ事情】
(ハウコレ編集部)
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