2016.12.15PR

第12回 「可愛い」はつくれるけど「エロい」には限界がある:勝つ女/負ける女


恋を大きく左右する要因といえば言わずもがな「容姿」でしょう。
“一目ぼれ”ということが起こるように、見た目の印象は恋の大きなきっかけになるのです。
ただ、ひとくちに「容姿」と言っても“顔が良い人”、“スタイルが良い人”それぞれいるでしょう。両者ではどちらが恋に勝ちやすいのでしょうか?

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プラスがあればマイナスがあり、黒があれば白があるように、ものごとには「両端」があるもの。人間だってそうですよね。そんな“両極端な性質を持った”女子たちに注目して、恋の議論をああでもないこうでもない…とバチバチ燃やしていくこの連載。
青山の裏手に位置するカウンターバー(という設定)の店長サトコとアルバイトのマチコが徹底討論いたします。
マチコ(以下マ): サトコさん、突然ですが、顔が可愛い女子と、スタイル抜群の女子、どっちがお得だと思います?

サトコ(以下サ): そりゃ、顔でしょう。やっぱり可愛い子は普通にモテるし、みんなに優しくされるもの。「可愛い子は性格が悪い」って、あれは妬みから生まれた都市伝説。実際には、コンプレックスがない分、素直で良い子が多いから、恋のチャンスも多い。

マ: あ~、それは、小さい時から可愛い、つまりはデフォルト美人のことですよね。高校生くらいまでは冴えなかったけど、化粧を覚えてから急に可愛くなった後天的美人はちょっと違いませんか?

サ: そうね。この子、こんなに可愛いのに、なんでモテないんだろうっていう子って、非美人・非モテ時代の暗い記憶が抜けない、後天的美人のことが多いかも。実は自信がないから、女子同士のマウンティングにも敏感だったりして。

マ: 恋愛にも積極的になれなかったりしますね。それに、不細工な女子に彼氏を取られちゃった場合、「ああ、私は化粧や髪型を壮絶に工夫して、やっと可愛くなったのに、やっぱり顔がいいだけじゃダメなの?」と落ち込んでみたり。

サ: でも一回言ってみたいわ。「顔がいいだけじゃダメなの?男は皆、私の顔しか見てくれない……」って。
マ: 一方、スタイルっていうのは隠しようがないから、先天的な要素が大きい気がします。痩せたり太ったりはある程度出来ますけど、いわゆる「エロい体」は、努力したらゲット出来るものでもないですね。

サ: 言えてる。それに、若くて経験値の低い男子は顔の良い女子に食いつくけど、ある程度の経験を積んだ男子は、エロバディを重視するし。

マ: よく、「あなたは私の体だけが目的だったのね」っていうセリフありますけど、あれってある意味、女の勲章ですよね。体で男子を惹きつけるなんて、メスとして優秀過ぎます。

サ: けど、エロバディの子も苦労は多いみたいよ。ちょっと露出の多い恰好してると「軽い女」って見られるし、それこそ常に男子からいやらしい目で見られるってのも、うんざりなんじゃないかな。

マ: とはいっても、エッチの時に、自分のバディにコンプレックスがないっていうのは、すごく幸せですよね。顔の可愛さには飽きが来るけど、素敵なバディは、彼氏の心をつなぎ止めるには最も大きな武器です。

サ: そうねえ……ということは、顔はまあまあ、洋服を着ている時はスタイルもごく普通って感じの女子が、いざ脱いでみたらすごくエロかった!これが最強じゃないかしら。

マ: それは、男子的にも棚ボタ効果MAXで、間違いないですね!
恋愛チャンスが多いという点では、顔が可愛い女子が断然お得。ただ、いざ付き合いが始まってみると、エッチの時に自信を持てるエロバディ女子の方が、恋愛をトータルでエンジョイできそう。特に「脱いだらビックリ系ダイナマイト女子」は、男子に棚ボタ感を与え、大事にされる傾向にあるようです。(犯人A子/ライター)

(ハウコレ編集部)

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