2016.06.16PR

サークル内にとどまらない!?「ニュータイプオタサーの姫」の特徴

ちょっと前まで、「オタサーの姫」といえばそこまで可愛くない女の子がややロリータ風な服に身をつつみ、オタク系サークルの地味目な男の子たちに囲まれてちやほやされている…というものでしたよね?

しかしここ最近「オタサーの姫」の概念は少しずつ変わってきているようです。今回はそんな変わりつつある「ニュータイプオタサーの姫」の特徴をまとめてみました。
「私の友達で地味目の男子にめちゃくちゃモテる子がいるんだけど普通に同性の友達もいっぱいいます。自分以外の女子がいるときは露骨に媚びたりしないからだと思う」(20歳/女性/理系)

今までオタサーの姫といえば「男子に媚びすぎるあまり同性の友達はあまりいない」というケースが多いようでしたが、こと「ニュータイプオタサーの姫」においては一概にそうとも言えないようです。

同性の友達がいる前で男子への過度なアピールはしない。この臨機応変な対応がニュータイプオタサーの姫流なのでしょう。
「大学の友達で、ぱっと見は地味で垢抜けてないんだけどめちゃくちゃコミュ力高い子がいます。
後々聞いたらよくゲームのオフ会でいろんな人と会うから初対面でもそこまで緊張しなくなったらしい。その子と友達になったきっかけも同じ講義のときにその子が私に話しかけてくれたからだったぐらい」(22歳/女性/文系)

今までのオタサーの姫はオタクサークルの男子たち、要は特定のコミュニティ内の男子としか会話をしていませんでしたが。

「ニュータイプオタサーの姫」は他のコミュニティに属する同性とも関わりを持つようです。見た目が派手でない分、内向的オタク女子からも怖がられにくいのです。
「最近のオタクの子っておしゃれな子はおしゃれな気がする。美術部の子がマンハッタンポーテージのリュックにさりげなくのジョジョの奇妙な冒険の承太郎のキーホルダーだけつけたりとか。私服も普通にオシャレだったし」(19歳/女性/文系)

オタサーの姫といえばAxes femmeなどのフリフリのロリータ風ファッションにがっつりキャラグッズ…というイメージが強くありますが「ニュータイプオタサーの姫」はそんなわかりやすい存在主張はしないようです。

派手ではないが、オタサー以外でも馴染む服装に、さりげないオタクグッズ。「ジョジョの奇妙な冒険」は非オタ男子からも絶大な人気がありますし、そういったグッズをコミュニケーションのきっかけにする…。さすが、賢いですね。
「サークル内にいる女子が洋ドラにすごく詳しい!シャーロック、スーツ、レバレッジ…。とにかくいろいろ見てる。
同じオタクでも性別が違うと見ているアニメがぜんぜん違うから話が合わないこともあるけど、洋ドラの話で盛り上がれると楽しい。」(24歳/男性/大学院生)

男性からも支持のある分野に精通しているという点では今までのオタサーの姫とそう変わりはありませんが。

このような非オタからも支持されている分野までフォローしているのが従来のオタサーの姫との決定的な違いかもしれませんね。スポーツやエンタメなど、メイン以外にもなにか人と語り合える分野があることが「ニュータイプ」なようです。
いかがでしたか?「オタク」というだけで控えめ男性からのアプローチのハードルが一気に下がり特定のコミュニティ内で異様なモテを発揮する「従来型オタサーの姫」。

しかし「ニュータイプオタサーの姫」はオタクサークル内だけのモテにとどまらずその全方位からのアプローチの可能性もあるようです。(ばやし子/ライター)

(ハウコレ編集部)

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