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2019.02.05 更新PR

どうしてもイケない…。オーガズムを感じられる身体になる方法

こんにちは。夜の性活相談員・小室友里です。 
セックスの悩みって、どの年齢でも同じことを抱えてしまうんだなぁと思った質問が、編集部に届きました。

「大好きな彼とのエッチでイケません。彼とのエッチは嬉しいし感じているのに…。イケなくて彼が申し訳なさそうにしているのが、余計に申し訳なくてたまりません。
私がイケない身体なのか、やり方が悪いのか。どうしたらイケるようになりますか?」

この相談者さんはまだ16歳。40、50歳になっても「イケない」と悩んでいる熟女さんたちもいるのですから、この問題は女性にとって根深い悩みなんです。

では、さっそく考えていきましょう。
クリトリスや膣をいっぱい攻めてもイケない人は全然イケない。でもある人は乳首を舐められただけでイッちゃう。この差はなんなのでしょう?

オーガズムってね、身体の反応じゃなくて脳の反応なんです。脳が「イっていいよ~」とサインを出してくれたら、乳首だろうがクリトリスだろうが、開発されまくってる人なら耳でもイケちゃうんだってことを、まずは知ってくださいね。

ということは、脳に「イッて良しサイン」を出させるようにしないと、オーガズムには達しないんです。
このサインを出させるのがまぁ大変!そのために必要なことの中でも、特に大切なのがこれです。

まずは女性のセックス経験値。相談者さんがどれだけのセックス経験値を保っているか分かりかねますが、16歳では、う〜ん…。オーガズムに達するまでには、まだ至っていないんじゃないかなぁ?

「そんなことない!たくさんセックスしてるもん!」

と、思うかもしれませんね。

セックス経験値って、数をこなせば上がるものじゃないんです。パートナーと心を通わせたセックスがどれだけ出来たか。それが経験値になるんですね。セックスするだけで経験値が上がるなら、40、50歳の熟女さんが悩む問題にはならないですよね。

そして、男性のセックス経験値。これも相談者さんの彼にはまだまだ足りていないんじゃないかしら…。
男性のオーガズムって、女性と違って目に見えて分かりやすいでしょ?擦り続ければほとんどの男性はイッちゃうし。

だから彼も「女性だって気持ちよければイケるはず」と勘違いしているんじゃないかな。気持ちいいだけではイケない女性のオーガズムの仕組みを理解して、実践出来るようになるには、まだまだ時間がかかる年齢です。

つまりね、私が思うに、相談者さんがイケるようになるには、2人とも経験値を積む必要があるってこと。大好きな彼とのセックスでイキたいって気持ちも分かります。

けど、相談者さん自身がオーガズムの感覚を知らなければ、彼も女性をイカせたことがない。お互いにゴールが見えないまま、闇雲に手を伸ばしているだけのセックスでオーガズムに達するのは、今のままでは正直難しいかな〜。

そう。「今のまま」ではね。これから変えていけばいいんです。そのためのアドバイスをしますね。
相談者さんと彼、どちらがゴールに近いか、と言えば相談者さんです。相談者さん自身が、まずはイク感覚を知りましょう。

そのために1人エッチをしましょう。バスタイムや寝る前のリラックスタイムに、クリトリスを愛撫して。
彼に触られているところを想像するなど、エッチな妄想をいっぱい掻き立てて気持ちよさに集中しましょう。

気持ちよさに集中してエッチな妄想を掻き立てるほど、脳も「イッて良しサイン」を出しやすくなるんです。

逆に「私、こんなことしてバカみたい」とか「わびしい…」と思ってしまうと、脳もス〜っと冷めてしまい、「イッて良しサイン」を出せなくなります。
いつか彼と迎えるオーガズムのため、たくさん1人エッチ&妄想しちゃってくださいね。

そして彼とのセックスでは、相談者さんがどうしたらもっと気持ちよくなれるのか、彼に伝えてあげましょう。
彼も相談者さんの性感帯をどう触ったらいいか、本当は悩んでいるはずです。

この時『But』じゃなくて『And』で伝えましょうね。男性は「違う」「そこじゃない」と、自分のセックスを否定されるとモ〜レツにヘコんじゃうんです。

例えば「そこ、気持ちいい…。奥『も』(←これがAnd)触って…」と、おねだり系で伝えると、彼も頑張ってくれますよ。そして力を抜いて、彼に身体を預けましょう。
1人エッチでも彼とのセックスでも、すぐにはイケないでしょう。

ですが、身体は徐々に開発されていますから、焦らなくても大丈夫ですよ。相談者さんが感じる身体の感覚を彼にも伝えて、2人で取り組む気持ちを忘れないでいれば、オーガズムはいつか必ず訪れますよ。

(小室友里/ハウコレ)

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